古紙回収を無料にて依頼する際の注意点とは

古紙回収を無料にて依頼する際の注意点とは

古紙回収を無料にて依頼する際の注意点とは 古紙回収を無料で依頼する際、注意しておくべき点があります。1つ目はリサイクルするのが難しい古紙を混ぜないことです。例えば鞄や靴などを新品で購入した際に中に小さく丸められて入っている緩衝材や、点字が印字されている立体コピーの紙などがあります。他にも臭いや油がついてしまっている紙も一般的にはリサイクルできない古紙です。食品や飲料の容器として使われている紙はあらかじめ洗っておく必要があります。

2つ目は古紙回収を無料で依頼する際に、分別しておくことです。例えば牛乳などの紙パックやチラシ、ダンボールなどは日常生活で不要となりやすい古紙ですが、それぞれリサイクル先は異なります。雑誌は雑誌、ダンボールはダンボールなど同じ種類でまとめて引き渡すのが一般的です。また排出する際に散らばってしまわないように紐などで縛り、ある程度の量を一つにまとめておく必要があります。回収する人が運びやすいようにするためです。

3つ目は付属している古紙以外の物質を取り除くことです。例えば雑誌に挟み込まれているおまけのアイテムやDVD、書類をまとめる時に使われるクリップなどが該当します。少し手間はかかりますが、異物は可能な限り取り除いてから排出するのが古紙回収を無料で行ってもらうためのルールです。しかしこういったルールは、古紙回収を無料で行う収集業者や自治体によって異なるため、排出する前にどのようにして出すべきか確認が必要です。例えば複数の書類を保管する時に多く使われるホチキスの芯は、リサイクルの工程で除去や分離される工場も珍しくなく、つけたまま排出しても問題ないとしている業者もあります。

自治体の方法に沿って古紙回収を無料でしてもらうなら、該当地区の公式ホームページなどにルールが掲載されているのでチェックしましょう。業者にお願いする際は依頼時に問い合わせておけば大丈夫です。回収する曜日なども異なるため、大量に排出されるのであれば、定期に回収してくれる業者を選ぶと保管場所に困りません。

紙類を焼却処分ではなく新たな紙製品として使うことは環境に良いだけではなく、排出する側にもメリットがあります。しかし正しい知識を持っていないと、一見すると分けるべき古紙が同じ種類に見えるケースもあるのです。排出前に分類方法や除去するべきもの、そもそもリサイクルとして回収できないものを出してしまうことのないよう、ルールはきちんと把握しなければいけません。

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